2018年10月18日木曜日

蓄熱式ストーブペチカ製作〜火と土のワークショップ

光風林 「火と土のワークショップ」
IN 梅茶翁・能登
ーSchool of Architecture for Sustainable Futureー

粘土と水と石灰が織りなす時代を超えた伝統手法を手に入れませんか?
かつて、住まいの中にあった「火」。暖をとり、火による「食」によって精神的にも健康で豊かだった生活を取り戻しませんか。
熱や空気、水、を正しく科学すると目指すべき方向が見えて来ます。
梅茶翁での自然素材による空間づくりを通して、手づくりによる蓄熱暖房の方法と左官技法の3本柱(積む、塗る、叩く)を総合的、立体的に学び習得します。
是非この機会にご参加下さい!

「光風林の持続可能な建設」の展示もあります。(内容は変更する場合もあります)
     森と風の学校(岩手県葛巻)
     夢の森公園自然建築講座(新潟県柏崎)
     ブラウンズフィールド慈慈の邸(千葉県いすみ)
     芳泉茶寮(千葉県長南町)
     ルールズピープス(千葉県鴨川)
     INTEGRAL URBAN HOUSE(コンペ優勝作) その他


Vol.1「蓄熱ストーブをつくる」      3日間 11/ 7, 8, 9 10:00-17:00
Vol.2「土壁と漆喰壁 つくり、塗る」  3日間 11/10,11,12 10:00-17:00
Vol.3「三和土(たたき)と版築をつくる」3日間 11/13,14,1510:00-17:00
※お昼休憩あります。

*各ワークショップは3日間連続で講義、実習を繰り返します。
 1日のみの参加も可能です。が、なるべく通しでの参加をおすすめします。
*資料、マニュアル等の配布あり。
ワークショップ不参加の方でも有償(各¥500円)で資料購入可能です。

参加費用 2000円/日

定員 25名

持ち物  
共通:軍手、ビニール手袋、マスク、ゴーグル、長靴か動きやすい靴、および動きやすい服装、タオルなど *手道具(左官のコテ、コテ板など)。※土や、特に漆喰はアルカリ性で微粉末です。マスク、ゴーグルはあった方が体を痛めにくいです。 手道具をお持ちの方はお願いします。コテなど購入したい方はアドバイスします。 
各実習で特に Vol.1 レンガコテ
       Vol.2 霧吹き
       Vol.3 ビニール手袋 

◎宿泊ご希望の方はお申し出ください。
 定員16名
 宿泊はご相談ください。前泊、後泊 対応いたします。

◎お食事は朝、昼、夜とご予約受付ます。
 朝はおむすびとお味噌汁
 昼はカレーなど
 夜は基本的には外食で済ませていただきます。
 *基本的にはヴィーガン対応です。
 車で5、6分のところに「なごみ」の湯にて定食、軽食あります。
 パン屋さんなどもあります。



【講座内容】

Vol.1「蓄熱ストーブをつくる」

蓄熱ストーブはヨーロッパやロシア、中国北部,朝鮮で長い間暖房装置、調理装置として使われ工夫されてきた。
歴史の中での名作に学びながら,座学と基本的組積技術の習得、製作実習により自力でつくる
ノウハウを伝えます。

11/7
●午前/蓄熱ストーブ 座学
   光風林の手づくり蓄熱ストーブ映像解説
   蓄熱ストーブをデザインする
●午後/断熱基礎解説、レシピ公開
    レンガ積みの為の墨打ち、やり方製作(実習)
    梅茶翁蓄熱ストーブ解説(図面、)
    総括,質疑応答、意見交換

11/8
●午前/組積造解説(積む左官技術)
    レンガ解説(耐火煉瓦と普通レンガ,珪藻土レンガ)
    レンガ積み基本実習(耐火煉瓦、普通レンガ)
●午後/ペチカ炉壇をつくる(1段~6段)
    総括、質疑応答,意見交換

11/9
●午前/空間設計と蓄熱ストーブ設計
    蓄熱ストーブ施工工程、設計工程
    蓄熱ストーブの仕上解説
●午後/煙道をつくる(1段目~6段目)
    総括、質疑応答,意見交換

※講座参加者持参道具
レンガ鏝、マスク、手袋(軍手など),タオル     




Vol.2「土壁と漆喰をつくり、塗る」

土壁とは何か,漆喰とは何か,買う物なのか,土地で探し出すことができる物なのか。
昔はどうしていたのか。現在の漆喰はどんな物なのか。
基本的な疑問に答えながら,原始的な技術から,専門的職人的技術を通して,自力で可能な
方法を探って行きます。

11/10
●午前/土と漆喰解説
    土地の自然素材による室内リフォーム(粘土、石灰、珪藻土)
    塗り壁材料解説、道具解説
●午後/手作り道具作り(ふるい、鏝板2種,チリ刷毛)
    材料をふるいを使ってつくる(粘土ベース、砂)
    総括、質疑応答、意見交換

11/11
●午前/既存壁仕上撤去作業
    既存下地補修作業解説、
    下塗り解説(中塗解説)
    養生作業解説及び養生
●午後/材料つくり—漆喰をつくる(乾燥角またを炊いて)
     材料つくり—土壁材料をつくる(糊土仕上用)
     基本動作反復練習(伝説の左官職人、久住章の教える反復法より)
     総括、質疑応答、意見交換

11/12
●午前/塗り壁技法解説,基本動作練習、塗り壁実習
●午後/塗壁実習,実演
  (能登赤土糊捏ね仕上,中塗スサ入り能登砂漆喰仕上,他)
   手で塗る原始的方法の魅力(かまどやペチカ、暖炉,土のベンチ)
   総括、質疑応答、意見交換

※参加者持参道具
手袋、鏝、鏝板,マスク、霧吹き、タオル、スクレーパー




Vol.3「三和土(たたき)と版築をつくる」

古代ローマ帝国発祥の『石灰と粘土、水の融合が織りなすシンプルな技術』は人間の住まう環境づくりにおいて,湿気から建物や人間を守る環境装置として数千年に亘って働いて来た。
一方、100年に満たないコンクリートはその環境弊害,人体(生命体)に対する悪影響が
近年次々と報告されている。
講座は伝統的な様々な工法を学びながら,断熱性の高い三和土および版築を実習,習得する


11/13
●午前/座学—水分少なめで叩き締める三和土工法概略講義
   三和土のレシピ(伝統的三和土と断熱三和土)
   三和土道具の製作(2種類)
   断熱三和土土間実習
●午後/断熱三和土土間施工実習(土地の材料を活かして)
総括、質疑応答、意見交換

11/14
●午前/座学—版築工法概説
   断熱版築壁、蓄熱版築壁
   ●午後/断熱版築ベンチ材料つくり(地層仕上)
   版築実習
   総括、質疑応答、意見交換

11/15
●午前/三和土土間実習、
    蓄熱と循環システムの組み合わせ講義
    熱環境装置としての活かし方(温水蓄熱暖房、)
    版築、井戸水を利用した蓄冷冷蔵室づくりの方法など
●午後/版築打ち込み
    ベンチ天端断熱座面手塗り(団子塗り工法)
    総括、質疑応答、意見交換

※参加者持参道具
ビニール作業手袋、マスク、タオル、など




💐光風林より告知追加メッセージ💐

鏝について

基本的にはワークショップの中で,鏝の種類や,使い分けについて知識を得ていただく予定です。
その上で自分に必要な鏝を買うのが一番無駄がないと思います。
何を塗るのか,どれくらいの期間使用するのか。関わり方でも費用の掛け用が変わります。

ワークショップの実技で使用する鏝について
ある程度の参加者を予想して,一番汎用性のある鏝を数種類まとめてこちらで購入(プロも使うグレードの物で
比較的廉価の物)しておいて,希望者に購入していただくことを考えています。
漆喰塗り付け,仕上兼用数点 及び土壁塗り付け,仕上用数点ずつ。その他柳刃、キメクリ各1点。
一人5〜6点で費用は合計15000円〜20000円ぐらい
を最初に買っておくと良いと思っています。(強制ではありませんのでそれぞれ購入点数も自由とします)
もちろん手持ちの鏝で参加されるのも歓迎です。
友人と参加、夫婦で参加などの場合は一揃えで良い。(共有所有)

その上で,実際に左官塗り壁を具体的に考えておられる方に,より実際的なアドバイスをします。
  

ワークショップの中での道具解説
道具作り(木鏝,鏝板2種、ふるい、刷毛、油壺、現場用道具箱,たたき道具)ー買う必要のない物はなるべく自分で作る
道具を正しく使い,道具を長持ちさせる。
適材適所の道具選び(広さに応じて,塗る材料に応じて,塗る場所に応じて)
メンテナンスをきちんとして道具を長持ちさせる。(作業中、作業後の扱い方)


自分の道具を作りたい方は,材料費実費で時間外『手作り道具作り』を開催します(ワークショプ前の時間,夕食後の時間)
参加費無料にしますので自由に参加下さい。
(刷毛はすすきを使います。シュロでもできます。)油壺は竹(真竹)を使います。


◉講座の参加申し込みは
お名前、お電話番号、参加希望日、宿泊の有無、お食事のご予約などを
明記の上、お申し込みください。
baisaou.noto✳︎gmail.com (✳︎を@に変えてください)

2018年10月1日月曜日

雪国対策の断熱三和土作り〜版築壁作り〜ペチカ炉製作に向けて

茶房「梅茶翁」は今年の3月21日の春分に仮オープンをなんとか間に合い
地元の方や、友人がお祝いに初日から駆けつけてくれました。

極寒のさむーい2月に土間、通路納屋の施工をした上での
保健所〜消防との検査、水まわりなどのチェックなどなど
どれもがおかげさまいっぱいで、たくさんのエネルギーと共に
作り上げられました。

今は、まだ平日は変則的に開けていて、土日のみの営業ですが、
10月からは夏にお休みしていた、肉なし肉まんの点心プレートを
常時ご提供させていただけそうです。
肉なし肉まんは施工に入ってくださっていた大工さんからも、大絶賛のお声を
いただき、おかえりの道中からの「肉なし肉まん絶品!」とメールを届けていただいたのがとても励みになりました。

さて、夏も終わり、秋そして冬へ向かう途中の11月頭ですが、
目指す蓄熱式ストーブペチカへ向けての施工を少し前進させたいと思っています。
まずは、カフェスペースのベースとなる足元を冷えから防ぐため、断熱三和土へと
進化していきたいと思います。
これらは、奥能登にたくさん存在している素材「珪藻土」をふんだんにしようして
赤土などを混ぜて三和土にしていきます。

そして、厨房外壁も、本来の予定出会った版築技法の壁仕上げを仕上げていけたらと
思っています。

また、トイレなどの壁には漆喰を施したり、そしてペチカの炉の部分の施工にも入る予定です。

これから、材料などを集めたり、準備したりと時間が必要の為、平日は茶房をお休みする
事も多いかと思いますが、どうぞ応援のほど、よろしくおねがいいたします。

これらの貴重な技法や施工は、様々なシーンで応用、実践していける様に
ワークショップ形式で2日間〜3日間ほど行いたいと思います。

また、古い家によくある、あのポロポロ落ちる砂壁。
あれは、表面についている材質がナチュラルなものではないものが混ざっていたり
剥がれやすいと言う面をなんとかしたいと思った事はありませんか?
実は、茶房の横に隣接している納屋の二階にもそう言った部屋があり、それらを
剥がして漆喰等にシフトしてより心地よく、美しい空間にできたらと言う思いがあります。
それらも、ご一緒に学び実践してみませんか?

近日、詳細をアップしてまいります。


施工には、千葉は房総半島にてアトリエを持たれる
光風林さんの筒井さんが入ってくださいます。
筒井さんの技法は、とても実用的で地球に優しく、そして何より美しいデザインが
特徴です。



http://www.koufurin.com

2018年7月11日水曜日

梅仕事 梅気づき

7月に入ってから樹熟した梅が高い高い枝の先にふくよかに育っている。
収穫には木登り名人もヒヤヒヤのところ。
今年の冬は剪定を上手に見越して取り組みたいところ。

黄色い梅だけだと思いきや、青々した梅をならしている樹もあったり、
本当にまだまだわからない事だらけ。



これは、こちら側が決めるスケジュールではなく、自然界の、そう梅のリズムにこちらが
合わせていく事で全てがうまくいく。
そして、何より気づきがたくさん!
想定していたこちらの勝手な予定を見事に裏切り、「創造」と言うチャンスと喜びを
与えてくれた。
青い梅で仕込むものが、新たにオリジナルで誕生したのだ。
そしてまた、樽の中へ黄色の梅と青の梅を半分に入れることができるのも
恩恵の一つ。
実からは染物もできる。
ガラスや家具はピカピカになるのだ。
肌着にすると、それはそれがさらりとして気持ちいいもの。
何から何まで梅はなんて愛が深いんだ。
そう、今年から本建正藍染を5月の満月から取り組み、1ヶ月後に無事
藍が建ったのがとても嬉しく、早速、茶房で使用するお手拭きや手ぬぐい、
はたまた、8月5日〜12日に二人展なるものを企画いただき
そちらでも発表したいと思っている。






藍染にはお日様が頼り。
お日様の光で藍を布に定着されるのが大切。

梅雨あけのここ数日は、梅仕事をしながら交互に藍染、梅染めに勤しんでいる。


2018年5月12日土曜日

UMEBOSHI


日本で唯一となった製法の揚げ浜式天然塩をしっかり20パーセントで仕込んだ梅が
眠りから覚めて、鎌倉は雪堂美術館へ旅立ちました。
一粒一粒丹精込めて仕込みました。
今年も、梅の実がなり始めていました。
一年を通して、梅仕事はこの季節だけではないですが、やっぱりこの
梅の実がなる頃は楽しみです。
一大イベント!
香りに色にと日々幸せな心地に。
茶房は現在土日のみの営業ですが、6月後半くらいからランチも
始めていきたいと思います。






2018年2月9日金曜日

雪国対策三和土〜ペチカ

梅茶翁の梅林を切り上げ剪定していただいてから、切り落とされた枝を、春にオープン予定にしている、カフェの暖簾の染料にしようと
集めてきました。
木に付いている苔も、染料になるとか。
現在、カフェ予定の土間は、来期にペチカを導入予定で、その土台となる雪国対策を駆使した?
三和土の施工へ入ろうとしています。
先ずは、三和土の下地からになりますが、
施工リードには千葉は房総半島より
ペチカを取り入れた暮らしを既に実践されている
建築士であり大工さんに入っていただきます。
12日〜18日の一週間を予定しています。
ご興味ある方、またお手伝いしていただける方
ご一報お待ちしています。
*1週間の間、何日でも構いません。
(お昼は簡単なまかない付き)
また、宿泊ご希望の方はその旨お知らせください。
basaou.noto@gmail.com

(来季予定のペチカイメージ)