2017年3月15日水曜日

自然界からのスケルトン教科書

凛とした空気のある朝、異国の地より飛来してきた
あの美しい鳥達は、毎年どうして同じ場所へやって来れるのだろうと
尊敬の眼差しで車越しに想いにふける。

便利で不便なものをたくさん作って来た人間の様に
グーグルマップや地図など持たずして、ちゃんと目的地へ
しっかり着陸してくる。

ある朝、鳥達が再びの目的地を目指し飛んで行った。
とても身軽で、自分の心から憧れの気持ちがきこえてきた。

人の暮らしの中に、どっしりしながらも身軽さが
必要な事がある。

植物は、同じ場所で生きている様で、とっても身軽で
柔軟な性質を持っているみたい。

受粉してもらう為に、自ら蜂の舌の長さにあわせた
姿に変容してみたり、未来へ種を残すために、葉の高さや
実のなり方を地球ネットワークで表現する。

なんて逞しく、生命力あふれているんだろう。

自然界からの学びは、どこの教科書にも乗っていない
旬の学びがいっぱい。

終わりのない、いつもはじまりの学校へ入校しちゃったからには
失敗を恐れず、頭の声ではなくって、心の声に耳を澄ませて
いつかの卒業までテクテク歩いて行こう。